子どもとスマホ、微妙な関係

GS094_72A.jpg

お天気のよい土曜日、花があふれる公園を小学生(低学年)のチビと散歩していた。
真っ赤なツツジの花の蜜をちゅっと吸ってみせ、「とーさんも、子どもの頃よくやったもんだ」
ついでに「ほかの花で、人間が蜜をすえる花があるかどうか、調べてみたらどうだ」と
スマホを手渡した。

チビが無言で返してきたスマホの画面を見て、ぎょっとした。
なにやら怪しげな裸の女がうごめいている。動画のアダルトサイトにアクセスしてしまったらしい。チビは口をとがらせて「”蜜をすう 花”ってググって、辞書サイトっぽいところに入っただけだよぅ」

子どもに携帯電話を買う時は、フィルタリングを設定する義務がありますが、スマートフォンに
ついてはまだ未整備です。(詳しくは、以下の記事をご参照ください)
お子様にスマホを使わせる場合は、フィルタリングをお忘れなく。

Androidスマートフォンやタブレット向けのウェブフィルタリング「ファイナル スマホ セキュリティ」
については、http://oyako119.jp/smart/
 を御覧下さい。

さらに読む

携帯サイトでの性犯罪被害とフィルタリングの関係

GS094_72A.jpg

お子様の使うパソコンや携帯電話にフィルタリングは入れていますか?

携帯サイトから性犯罪被害にあった少女の8割以上が、携帯電話にフィルタリング機能をつけていなかったそうです。

—————–(以下、記事より引用)————-
18歳未満の少女らが携帯電話のサイトにアクセスし、誘われて淫行(いんこう)や児童ポルノの撮影などに至った事件の少なくとも8割以上で、有害サイトに接続できなくする「フィルタリング」が携帯電話にかかっていなかったことが分かった。今年上半期(1〜6月)の事件を調べた警察庁が28日、発表した。いずれも出会い系サイトではないサイトだった。同庁は、携帯事業者や保護者らにフィルタリングの徹底を働きかける考えだ
—————–(引用、終了)————-

ご存知の通り、いわゆる出会い系サイト以外のサイトの犯罪が増えており、非出会い系サイトで、フィルタリングの対象になっているサイトも増えています。
(非出会い系サイト=「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やゲームサイト、自己紹介サイトなど」)

フィルタリングを入れれば、携帯サイトでの性犯罪被害に遭わないわけではありませんが、犯罪者との出会いの場ををぐんと減らせることは確かです。

法律で18歳未満の携帯利用者に義務づけられているフィルタリングですが、利用するかしないかは保護者の判断にゆだねられています。
お子様が使う携帯電話やパソコンにはフィルタリングが入っているか、もう1度確認してみてはいかがでしょうか。

(以下、記事のURLと引用)
携帯サイトから性犯罪被害 8割、フィルタリングせず
http://www.asahi.com/national/update/1028/TKY201010280162.html

「昨年4月施行の有害サイト規制法により、18歳未満の携帯電話利用者には携帯会社がフィルタリング機能を提供するよう義務づけられたが、怠っても罰則はない。利用は無料だが、保護者は深く考えずに「いらない」と業者に答えるケースも多いという。 」
「内閣府が昨年秋に実施した18歳未満への携帯電話の利用調査によると、フィルタリングの利用率は、小学生は62%、中学生は55%、高校生は39%と、学校が上に進むに従って低かった。 」

フィルタリングの解除

EQ018.jpg携帯電話のフィルタリングの解除について、首都圏の動きをご紹介します。

18歳未満の未成年が名義の携帯電話は、フィルタリング解除の申し出がない限り、自動的にフィルタリングがかかり、また保護者名義で利用者が未成年の場合は、フィルタリングの申込をしたときに、フィルタリングがかかります。

フィルタリングを解除するのには親(親権者)の同意が必要です。

首都圏(東京都、埼玉県、神奈川県)では、この”親の同意”について、フィルタリングを解除する理由を限定し、保護者が書面を提出することを義務づけるよう、青少年健全育成条例を改正しようとしています。

埼玉県:青少年健全育成条例を改正済み、10月より施行予定
神奈川県:改正骨子案を公表(5月20日までパブリックコメント募集)
東京都:継続審議中

すでに条例が改正された埼玉県の改正骨子案では、フィルタリングサービスの解除理由は、以下のの3つとしており、神奈川県でも同様の内容になりそうです。

「青少年が就労し、業務上必要な場合」
「青少年に障害や疾病のある場合」
「保護者がインターネットの利用履歴提供サービスを活用し、青少年のインターネットの利用状況を常に確認する場合」

東京都は、いち早く条例改正を予定していましたが、「改正案にあわせて盛り込まれていた”非実在青少年”規制の問題により、継続審議」中だそうです。

(以下、記事のURL)
「神奈川県も条例で規定へ、携帯フィルタリング解除の「理由書」」
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100423_363404.html

携帯フィルタリングサービス、7割が利用

P1040536.jpg

町中で携帯電話を持っている子どもを見て、「どのくらいの割合の子どもが携帯電話を持っているのか?」「フィルタリングサービスは入れているのか?」という2つの疑問が頭にうかびました。

日本PTA全国協議会が昨年11月におこなった調査から、小学校5年生と中学校2年生の保護者に対する調査結果をとりあげます。(小5と中2の合計3869人とその保護者3624人が対象)

小5の2割、中2の4割が携帯電話(PHS含む)を所有していました。
そのうち、7割がフィルタリングサービスを導入していました。

利用率が7割というのは前回の調査よりもかなり上がっていますが、「相川敬会長は「7割はまだ低い。もっと利用してもらいたい」と話している」そうです。

フィルタリングサービスを導入しない理由として、「子どもを信頼しているから」「サービスを知らなかったから」「必要性がわからなかったので」など、インターネットの危険性についての認識不足だと感じました。

———————(以下、記事より引用、まとめ)—————
「子どもの携帯電話・PHSの所持の状況」

 小学校5年生 約20%が所持、約80%が非所持
 中学校2年生 約41%が所持、約59%が非所持

「子どもが所有する携帯電話・PHSのフィルタリングサービス導入の有無」
 (携帯電話を所有している子どもの保護者)

 69.8% 導入している(57.1%)
 23.8% 導入していない(34.1%)
  4.0% 一度導入したが解約した(5.5%)
  ※カッコ内は平成20年度調査より

「フィルタリングサービスを導入しない理由」

 「子どもを信頼しているので」 小5 44%、中2 59%
 「インターネット機能はつけていない」 小5 25%、中2 7%
 「サービスを知らなかったので」小5 20%、中2 12%
 「必要性がわからなかったので」小5 15%、中2 10%
 「お金がかかると思ったので」 小5 10%、中2 7%

———————(まとめ、終了)—————

さて、お子様は、お孫さんは、お知り合いのお子様は、隣に住んでいるお子様は、携帯電話を持っていらっしゃいますか?フィルタリングサービスは導入していますか?
お知り合いやお孫さんとの、何気ない会話にこのような話を加えてみてはいかがでしょうか。

(以下、調査結果のURL)
http://www.nippon-pta.or.jp/(日本PTA全国協議会)

(以下、記事のURL)
「子にフィルタリング、親の7割 小5と中2の保護者調査」
http://www.asahi.com/national/update/0514/TKY201005140246.html

女子高生、下半身画像をメール送信

FE122.jpg児童ポルノ関連であっけにとられるような事件がありました。とはいえ、ニュースになるのはあくまで氷山の一角、ありがちなことなのかもしれません。

女子高生がお小遣い稼ぎに自分の下半身画像を携帯で撮影し、出会い系サイトで出会った見知らぬ男性にメールで送信し、児童ポルノ禁止法違反容疑で書類送検されたそうです。

—————(以下、サイトより引用)——————
3人は中学の同級生で、「夏休みに遊ぶ金がほしかった。小遣い稼ぎのためにやった」と供述しているという。
生徒らは、携帯電話の出会い系サイト掲示板に「JK(女子高生)3人で写メ送ってもらえませんか。1人10万まで出せます」と萩原被告が書き込んだのを見て画像100枚を送信。
—————(引用、終了)——————

ありきたりなセリフですが、もっと自分を大切にしなさいよ~と言いたくなる事件です。
子ども達の児童ポルノとインターネットの危険性に関する認識の低さを実感します。

もしお年頃のお嬢様がいらっしゃるご家庭は、ぜひこの事件について話題に上げ、警視庁の「NO!! 児童ポルノ」にある「18歳未満にみなさんへ」をいまいちど、ご覧いただくことをおすすめします。(続く・・・)

さらに読む

私大、ケータイで受験生集め

私立大学が、携帯電話等に情報発信したり、学校の様子を高校生などに伝える試みをしているようです。

—————(以下、記事より引用)——————
4年制私立大学の募集停止が相次ぐ中、各大学が受験生集めに知恵を絞っている。大学に関心をひき付けるためのキーワードは「ケータイ」。高校生などが日ごろ頻繁に使う携帯電話などに情報を発信し、大学を身近に感じてもらおうという作戦だ。キャンパスライフをイメージしやすいよう、大学生の生の声を届けるなど、内容にも趣向を凝らすが、学生獲得につながるかどうか――。
—————(引用、終了)——————

受験生はもちろん、保護者も、将来の受験のために、有名私立大学の生の声は聞きたいと思いますよね。
関心がある方は携帯電話などからアクセスしてみてはいかがでしょうか。

(以下、記事のURL)
「私大の魅力、携帯に発信 「生の声」で受験生集め」
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090720AT1G1102V19072009.html

EMA、健全サイトの一時停止、取り消しも

「書き込みができる交流サイトの健全性を審査するモバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)」が、一度健全と認定したサイトの認定を一時停止しました。
一時停止されたのは交流サイトのポケゲー、「ユーザー登録数や書き込み数の急増に運用管理体制の拡充が追いついていないと判断した」そうです。

EMAが健全認定を一時停止したので、「ポケゲーは携帯各社のフィルタリング(閲覧制限)の対象になる」そうで、認定の取り消し処分もありえるそうです。
EMAの認定の精度が高いことを証明するひとつの事例となりそうですね。

(以下、記事より引用)
「携帯の交流サイト、健全認定一時停止 モバイル監視機構」
(2009年7月7日 朝日コムより)
http://www.asahi.com/national/update/0707/TKY200907070264.html?ref=recc

ケータイ使用時間は1時間10分/日、高校1年生

ベネッセコーポレーションが行った「子どもの生活時間の実態と時間に関する意識」調査で、小学高学年から高校生の携帯電話の利用時間について結果が出ました。

・1日のうち携帯電話に使う時間の平均

小学5年生 2分 
小学6年生 5分
中学1年生 17分
中学2年生 28分
中学3年生 38分
高校1年生 71分(33分増加)
高校3年生 76分

中学、高校とステージがあがるごとに、携帯電話の利用時間が上がる傾向があることがわかります。
そして、高校1年生は中学3年生のほぼ倍の時間に、ぐんとアップしています。

中学進学や高校進学を機に、お子様に携帯電話を買い与えたご家庭もあるかと思います。
子どもとケータイの切っても切れない関係、どのように付き合っていくかをご家庭でもよく話し合う必要がありますよね。

(以下、記事のURL)
「高1の携帯使用時間は1日あたり71分、中3から33分増」
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20090713_301891.html

女子中学生、ケータイサイトに自分の裸を投稿

FE083.jpg携帯サイトの投稿サイトに自分の裸を投稿していた女子中学生の実話です。

—————(以下、記事より引用)——————
(携帯を)2、3回クリックすると、現れたのは、裸体をさらした同世代の少女たちの生々しい写真だった。
 「これ、なに?」

マミ(仮名)が開いてしまったのは写真投稿サイト。自分の写真を投稿し、閲覧者は気に入った写真の投稿者あてのコメントを書き込める。閲覧者による人気投票もあり、上位にランキングされた写真ほど、過激で露出度も高い。

おっかなびっくり見ていたマミが、下着を脱いでケータイで自分の裸を撮影するまで時間はかからなかった。
—————(引用、終了)——————

結局、彼女は数ヵ月後に「わいせつ物陳列容疑で書類送検」され、「自分から「きちんと扱う自信がない」とケータイを母親に返上」したそうです。そして進路を考え始めている今は「「いつあの件がバレるか」という不安は消えない」そうです。

このような投稿サイトは「星の数ほどある。パソコンで利用できるタイプと違い、携帯サイトは利用者の年齢層も低い」そうです。

またよく話題になるプロフ(自己紹介サイト)にも、自分の顔写真や学校、名前など、個人を特定できるものを簡単に書き込む少女がとても多いです。そのようなサイトには、少女のプライベートな生活が赤裸々に書き込まれており、これを悪意のある大人が見たらどうするのだろうか、と心配になります。

—————(以下、記事より引用)——————
プロフに顔写真を掲載している別の少女は、見知らぬ男からのこんな書き込みにゾッとしたことがある。〈街でよく見かけますね〉。書かれていた都内の地名は彼女の地元だった。誰かに見られている。そう思うと気持ちが悪い。

 「思春期は『他人に認められたい』という思いが強いものだが、ケータイはそれを簡単に満たしてしまう」と指摘するのは浜田寿美男・奈良女子大教授(発達心理学)だ。「しかも、ケータイだと直接的な身体の危険を感じないので、通常ならためらうはずの行為であっても、簡単に一線を越えてしまう」
—————(引用、終了)——————

手の中にある携帯電話で、簡単に写真をとり、投稿できるのが当たり前の時代ですが、投稿した先には誰がいるかわかりません。思春期は特に好奇心も旺盛、まだ怖いもの知らずです。

お子様が将来とりかえしのつかない失敗をする前に、インターネットの危険性についてよく話し合いましょう。

(以下、記事のURL)
「親は知らない サイト投稿 裸さらす少女たち」
(2009/4/26 読売オンラインより)
http://www.yomiuri.co.jp/national/oya2/oya090426.htm

小中学生はケータイ持たせない、石川県

先日このブログでもご紹介しましたが、石川県の「県いしかわ子ども総合条例」改正案が可決されました。

内容に「小中学生に防災や防犯以外の目的で携帯電話を持たせないようにする保護者の努力義務を盛り込ん」で
います。合わせて「18歳未満の携帯電話のフィルタリング(閲覧規制)を販売事業者が解除する際、保護者に
理由を書いた書類を提出してもらうことを義務付ける」そうです。

「条例による所持規制は全国初」で、7月にも施行されます。

「小中学生はケータイ不可、石川県議会が可決」
(2009/6/29 読売オンラインより)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090629-OYT1T00687.htm