フィルタリング先進国、ヨーロッパでは

FE001.jpg日本ではようやくフィルタリングという用語の認知度が上がってきたばかりですが、
欧米ではフィルタリングの概念は定着しています。

政府当局によるフィルタリングが行われている国もあり、「欧州では、インター
ネットのフィルタリング、さらに言えば「検閲」への動きが各国で活発化し始めた
ことに対して、激しい反発と議論が生まれている」そうです。

——-(以下、記事より引用)—————————-
  フィンランド当局が行なった検閲は、用意したリストを国内20の大手ISPに配り、それに従いISPがアクセスをブロックするというものです。(中略)児童ポルノへのリンクだけでなく、通常のポルノへのリンクが含まれており、すべてを無条件に検閲してしまうことへの問題点も指摘されています。
  デンマークでは、当局がISPに対して特定のファイル共有サイトへのアクセスをブロックすることを決めたようですが、これに対して大手ISPが裁判所の命令に対して争う姿勢を示しています。(中略)
  2007年9月に、EUがISPに対して、爆弾製造に関する情報を掲載しているWebサイトへのアクセスをブロックするように呼びかけたり、2008年1月には英国政府がテロを誘発するサイト(SNSを含む)への対策をとる方針を示したりといったことは記憶に新しいところです。
——-(引用、終了)—————————-

日本の「青少年ネット規制法」成立時にも、表現の自由等に関する議論がまきおこりました。
確かに欧州で政府当局が行っているフィルタリングが「検閲」へ移行する可能性がないとはいえないでしょう。

インターネットの世界は世界共通です。このブログでも、海外の動きについて随時、取り上げる予定ですので、
どうぞお楽しみに。

「海の向こうの”セキュリティ”第18回:欧州におけるフィルタリング~検閲への動き ほか 」
(2008/03/04 InternetWatchより)
http://internet.watch.impress.co.jp/static/column/security/2008/03/04/